2015.03.10 公開
最大185万円の補助!「地域型住宅グリーン化事業」
国土交通省は、平成27年度の事業として、中小工務店向けの補助事業「地域型住宅グリーン化事業」の概要について公表しました。この事業では、一戸あたり最大185万円の補助が受けられる可能性があります。
地域型住宅グリーン化事業とは?
「地域型住宅グリーン化事業」とは、家を建てるために必要な木材、製材、プレカット、流通、設計、施工など、地域に根ざした各企業がグループとなって一致団結し、ブランド化することによって地域の「つながり」を強化するとともに、資材の供給や加工、住宅の規格や仕様などを共通ルール化することによって、「よりよい住宅に長く住める」ようにするための仕組みです。
また、「地域材」を積極的に使用することで、地域ならではの家作りにも取り組みます。
地域型住宅グリーン化事業における補助
以下の住宅を建築すると、次のような補助が得られます。
種別 | 補助 | 地域材割増 |
---|---|---|
認定長期優良住宅 | 建設工事費の1割以内。100万円を上限 | 地域材を多く使った場合20万円加算 |
認定低炭素住宅 | 同上 | 同上 |
ゼロエネルギー住宅 | 建設工事費の1割以内。165万円を上限 | 同上 |
認定低酸素建築物等、一定の良質な建築物 | 床面積1㎡あたり1万円を上限(検討中) | 加算なし |
長期優良住宅・低炭素住宅は税制的にもお得
地域型住宅グリーン化事業に加え、長期優良住宅・低炭素住宅は、所得税、固定資産税、登録弁居税、取得税控除、金利(フラット35)などの面で、税制が優遇されています。
たとえば、金利については、一般住宅やゼロエネルギー住宅は通常金利なのに対し、長期優良住宅や低炭素住宅は、10年間0.3%引き下げされます。
丸山工務店の取り組み
丸山工務店では、これまでの「造っては壊す」消費型の家作りではなく、きちんと手入れし、長く大切に使える家作りを目指し、以前より長期優良住宅を中心とした家作りをしてまいりました。
それに加えて、この地域型住宅グリーン化事業による補助を組み合わせることで、よりよい住宅を補助を活かしながら建てることができます。
雪国妙高高原で70年余、家づくりに携わってきました。それぞれの家族で「理想の家」は違います。私たちは一つひとつの家族に合った「理想の家」づくりに携わらせていただきたいと思っています。
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